こんなブログの更新を待ってくださった方も、
とくに待ってない方も、
いつもありがとうございます 頑張りました。頑張ったペースがこれなんですよね💧
原因は特定できないけれど、最近、左目のまぶたの粘膜がかゆい。痛い。痛がゆい。
前後にやっていることを思い出すと、出勤前に、普通に身支度で、洗顔して、化粧水をはたいて、クリーム付けてる。
まぶたが老けないように、まぶたの限界まで塗ってた。
そういう塗ったものが、汗で目の中に流れてこようとしてる?
それで、目の中の前に、粘膜に流れて、外気やクーラーで乾燥してしまった?
全部、私の想像だからね。
これで合ってるかどうかは分からない。
50代がまぶたギリギリまで塗るもの塗らないでスッピンって、いいのかなあ? 危機感無さ過ぎかなあ?
クリームやめりゃあいいんだろうか? なにが最適解なんだろ?
今日も『追記』に来ていただき、どうもありがとうございます
告知
『お花レモンちゃん』帰ってこさせています。
『続 お花レモンちゃん』をしています。
コロナ禍挟んで、たった数年。私は思ったより老衰してしまいました。『お話』は毎週更新はできません。たぶん月単位で になります。
お話を用意できていない週は、今まで通りのブログ記事を書きます。
『お話』から『お話』まで長く空いてしまうようになったので、告知も繰り返して書いたほうがいいですよね。
〖アップ済〗『続 お花レモンちゃん』【1】
『続 お花レモンちゃん』【2】
オシベは、動画サイトから、もうとてもむかしのズーウーマンの動画を開いていた。
社会から隔絶された我が家。
人間が当然のこととして追い求める欲望を、必ずしも追いかけてはいない植物星人一族。
色あせたテーブルの上には、中古品サイトで見つけたズーウーマングッズが乗っていた。
二度と買えないと直感が働き、働いて、稼いで、買った。
これが、抑うつ状態から回復してきたきっかけだった。
住み慣れた賃貸の家の中には、オシベだけではない。
違う部屋には、老いたお花レモンちゃんが伏せっていた。
静けさが空間を占めていたが、優しい姉は、オシベたちがズーウーマンの過去動画を見ることは、許していた。
人間が当然のこととして追い求める欲望を、必ずしも追いかけてはいない植物星人一族。
変わったことを考えつき、変わったことを想像し、変わった行動をする。
植物星人は放っとくと一人で勝手に変わったことを考える。放っとくと自分も地球人類そのものだと思い込み、人類と仲良くできて、お仲間になる、好きと伝えたら好きと返ってくると信じてしまう。
人類は、「お前らは宇宙人だよ」と知らせてきた。人類は、人類を越えた叡知や超能力、宗教問題の衝突の決着、世界征服できる兵器を作れる科学力、テレパシーやビームや病気を治す特殊能力なんかを期待していた。
期待は、勝手に高まって、高まって、高まった。
地球人類は、各地域の悲しみ、争いごと、困窮、難病、自然災害などを持ち込もうとして、大騒ぎして持ち込み先を探した。
しかし。
植物星人に、SF映画のエイリアンのような知性、能力はな~んにも、無かった。
まさか人類の不幸なんて、受け付けてもいなかった。地球人類の中でも、平凡な一般市民と同じレベルだった。一般市民の中で優等生でさえもなかった。
地球人類の期待は空振りに終わった。
日本の年号が『令和』になったころ。世界に感染症が大流行した。人類がまだ免疫を獲得してない病気だった。
世界中の人類が動揺した。
植物星人たちも心を痛めて人類に共感した。
共感……だけ?
植物星人は経済力の弱った人間たちに寄り添って、インターネット越しに相づち、しおらしく付いて歩いて、言うことを聞いた……だけだった。
結局、感染症の予防ワクチンは人類が急いで発明し、約3年間で、パンデミックは抑えられ、世界の流通は元に戻った。
地球人類の感情が白黒反転した。
植物星人は、地球生まれの人類と同じ知的生命体。住むからには労働をして収入を得るように、暗黙に人間たちは誘導してきた。
どこから湧いて出たのか、降ってきたのか知らない生命体たち。世界的に存在することは知られているけれど、WHOはその扱い、人権、地位をまだなにも表明していない。
暮らせなくなれば自己責任、人間たちの利益を損なうことがあれば、圧倒的多数派である人間たちの既得権として、植物星人たちは身を引くことが、これも暗黙の了解で定められていた。
それが生命を危険にさらすことになっても、人間が納得するまで、植物星人はその存在する権利を放棄させられた。
そんな扱いをされて、植物星人たちは『生きづらさ』を感じていないわけではなかった。
ちょうどそのころだった。ういういしく働き始めたお花レモンちゃんが、きょうだいたちを発見したのは。
植物星人たちの権利をなんとか底上げしようと、同胞を守りたい一心で立ち上がったのが、ズーウーマンとその仲間たちだった。
インターネットを使い、世界に向けて動画配信をし、自分たちの存在を知らせ、少しでも楽に存在できる、生きられる世の中を目指した。
世界中から、オシベたち、名もなき弱い植物星人たちが見守り、なにかが起きるかもしれないと期待する中、
海外の、その土地特有の経緯で戦争をしている国の過激派の一派が、ズーウーマンたちを発見した。
オシベはとうとう直接会うこと無く、メンタルの師にしていたズーウーマンを失った。
人間たちは基本的に、植物星人たちの努力に永遠に納得してくれなかった。身を引いて人権を放棄する言動は『本人たちが勝手にやっていること』として無視された。
それでも、植物星人たちは、社会に絡んでいかなければ、身の安全を守れなかった。だから社会に出て行った。
人間社会は、植物星人たちに求めた。「人間と同じことができなくても、地球に住む礼儀として人類の納得をちゃんと求める姿勢を持つべきですよ。やった振りじゃ駄目。気持ちだけでも駄目。生産上げてる? 目の前の人間たちはどんな感情を持ってる? 結果はどうなった?」
世界の人類、特に先進国は、植物星人たちに『宿題』を出し続けた。ほとんどの先進国では『宿題』は『提出』してもしても、無視され受け取られなかった。
植物星人たちには『永遠』に『宿題』の『提出』をし続ける命令が、人類からくだされた。
お花レモンちゃんの勤め先の会社は、不景気の波を越えられず倒産。
失業保険の収入で暮らし始めるも、植物星人の老化として、水分を体内になかなか蓄えられなくなる、という現象があるらしかった。
一度しおれると、水を飲んでも飲んでもなかなか回復しなくなった。
蒸発の速さが年々加速するらしかった。
お花レモンちゃんは言った。
「家族を見つけたから。家族で暮らせたから。いい思いができたわ。自分の一生はもうこれで、役割は終わるんじゃないかな…」
「ちょっとちょっと 」「そんな 待って 」きようだいたちが慌ててお花レモンちゃんの話を遮った。
といっても、植物星人の一生のモデルがどこかにあるわけではない。
サクッと諦めた姉に、なにを言えばいいのかも、きようだいのだれも分からなかった。
姉の寿命はあとどれだけなのか…?
聞く先も無い。
そもそも姉は何歳なのか?
自分たちの寿命も、いつまでなのか?
しおれ始めたら働けないとして、働ける年数は何年なのか?
家族で会議をして考えても、答えは出なかった。
家族の一人が自己実現を諦める、これだけで、感情が、意思表示が、簡単に伝染する。
でも家族全員に伝染したら、小さなヨウヨウ、メイメイを守れる者がいない。まだちゃんとした自我すら未発達で、だれかが守ったり教えたりしなければならないのに、放り出して家族一斉に諦めてなんていられなかった。
オシベ、セント、ネクタには、もう成人といえる意志や自我があった。世の中をもっと知りたい、参加したい、ここで生きたい自分の気持ちがあった。
自分の気持ちに従い、弱った姉も守りながら、社会で自分の所属する場所、稼ぐ場所が欲しかった。
弱った姉も、稼ぐ力の無い幼い弟たちも、手放せなかった。守りたい。
でも自分たちはなにで稼げるのか? 自分一人が暮らすだけでも厳しく、自分が助けて欲しい立場なのではないかと3人とも不安を持っていた。
それでも家族でありたいのに、つながり方を知りたい。模範が欲しい。真似したい。真似しながら自分たち家族に合った考え方とか、ルールをブラッシュアップしたい。
自分たちのような集団はどうやってつながりとかチームワークみたいのを保って………ダレないコツは……相談先が、どこにも無い。
📱
オシベはテーブルの上に視線を戻した。
ズーウーマングッズのスマホ充電器。
使用コードが、古いタイプ型のため、使いづらい。でも手放さない。
壁には、巨大な壁掛けホワイトボード。縁が太く、植物のツルか、枝のような装飾が這わせてあり、葉も茂っている。枝葉の間から、イラストのズーウーマンがいたずらっぽい笑顔をのぞかせて立っている。
一般の普通の人間よりものんびりマイペースで忘れっぽい植物星人が、忘れる前に大切なことを書き留められるグッズとして発売されていた。
ほか、自分の考えをまとめるとか、議論をまとめながら進めるとか、言語化が上手にできない話を図解などにして書きながら説明するなどにも使えると、宣伝されていた。
たぶんこれを買ったのは、植物星人ではなく人間。人間から見たら、デザインセンスは良くなかったのかもしれない。と、オシベは察しを付けた。中古品サイトのレビューにも、もしかすると書いてあったかもしれない。でも、僕にとっては、これも手放せない。
売り出されたのはずっとむかし。僕はどうして知らなかったんだろう……? 水族館バイトの仕事を覚えていたからか……。大変だった……。怖い人間がなんか襲ってきたこともあったし……。
のんびりしたくはなかったが、ついオシベは回想にふけってしまった。
どうしてバイト辞めたんだっけ……? ああ、南の島に、でかい植物星人がいたからだったな……。
自分たち家族とはどうも違うタイプ、食虫植物系のナナシの長身をいやおうなく思い出した。
忘れたかったのに……。
身体能力が高く、突っ掛かって来て恐かったからだけではない。
生き方を指導指南、植物星人という生命体についてのさらなる知識を与えてもらえるどころか……
頼りなさ過ぎた。オシベには大きなショックだったから。だから忘れたかった。
姉からは、そういうことは一切学べない。僕たちは、お花レモン姉さんを追い越したのかもしれない……。
それとも、違う生き方に枝分かれしようとしているのか……? それともこれは、どこの家庭でも普通にある、僕たちの自立心のようなものなのか?
運命を知りたい……。自分たちはこれからどうなる運命なのか?
❝知る❞ ためなら多少の苦労は仕方が無いと、すでにきょうだいたちは覚悟していた。
❝知り方❞ が、どこを探しても出て来なかった。
動画を見ていると、広告が出てきた。ここからはるか北の方角にあり、海を越えて行かないとたどり着けない、蝦夷北斗県の環境保護のサイトのようだった。
「つい最近のニュースにもありましたように、ふざけた動画配信者が、原生林にキャンプを勝手にして、クマらしい物音がしたから市販のスナック菓子やお酒を置いたまま逃げ出す、というひどいことがありました。
配信者たちは後ほど、大笑いしながら上から目線で、クマを駆除するように自治体に言う信じられない配信をしていました。
皆さんは、どうしてこのことが重大な危機を招く、常識を疑うひどいことなのかをご存知ですか?」
ズーウーマンの動画をほとんど見たパソコンは、いつの間にかリコメンド(お勧め)動画画面になっていた。
『国会議員 油塚参議院議員の二世 元県会議員 ゆかいな仲間たちと一緒にお笑い系配信者に転身?』
油塚議員……
油塚議員……?
ジュニア? ああ、あの南の島の温浴施設だかなんだかを計画して、乗っ取りしようとして……?
ナナシの育ての親の一族を絶滅させた……だのに、
放ったらかしにしているどうしようもないジュニア?
オシベは思い出した。
ほんと嫌いだ。思い出したくも無い。
オシベは、もう一度忘れることにした。もう、僕には関係ない。
パソコン画面には『国会にSDGSの風を 国会議員油塚せんせいの公式サイト』が出てきた。
オシベのいる部屋はすでに明かりが必要なほど暗くなったころ。
子どもタレントオーディションを受けに行ってきた、セント、ネクタ、ヨウヨウ、メイメイが帰ってきた。
オーディションに予選落ちしたあと、ショッピングモールのヒーローショーを見て、無料で気分転換をしてきた。
「あーあ、保育園に2人を入れたいなー」
「ほんとね。社会経験積ませながら、私たちも仕事探ししたいわね」
「なんで? ボクもお仕事するよ」
「エイエイオー(メイメイもー)」
いつもは、会話に入ってくるオシベの声はしなかった。
セントは黙ってオシベのいる部屋に入ると、思った通りパソコンが動画を流したままオシベは眠っていた。
動画では、油塚ジュニアが語っていた。
はい、ありがとうございました。
ユーチューバーのグッズ、買うのにはまったらお金が減りそうですね。
でも、売る側のユーチューバーの人たちも準備資金とかどうしてるのかな? これを売って何人を養うのかな? お給料出す責任があるのかな? など私は余計な思いを馳せてしまいます。
でもファンにとっては一生の宝物なんですよね そうですよねそうですよね。うんうん。
私は、とても心を動かされたご当地グッズなどなどは、手ぬぐいとか、将来は処分できる物を買う、仕事で使う物を、将来は消耗品にするつもりで買う、という工夫をしてます。
私は、転勤引っ越しを複数回経験してきて、物を増やすこと、欲しがることに恐怖を感じるようになりました。
次の引っ越しは、退職後の生活を見据えた場所にするつもり。
でも、65歳までまだゴールは来ません。(早期退職という形で選択することは可能なんですけどね。デメリットはみなさんもうご存知ですよね。)今の町の職場を出されたら、もう一回転勤して転勤先の社宅に入り、二つの自宅を持つ生活になり………
たぶん 山のように物を増やしてから、
退職して終活に入るわけですか❗
そのころにはなにか治療中の病気もきっとあるでしょうに、運命は私になにをさせる気なんでしょうか❗💢
発達障害GZ Noralemon見た後のリスト 更新してます
リストと、表題の中の説明文、平日もたまに更新してます。曜日は決めてません。
※説明文の見方~リンクを開いたときに、ミックスリストの一番上に置いてある動画のサムネイル画面が大きく出ています。
その下には『発達障害GZ・Lemon nora見た後のリスト』と、ミックスリストの名称、
その下には小さめの字で『lemon Nora』、その下には『公開∨』設定が出ています。
その下には『〇本の動画 〇回視聴 〇〇更新』で、その日、その時点でのリスト管理の情報などがあります。
次、下には矢印で共有ボタン、縦の三点リーダー。共有ボタンでSNSにリンクが貼れるもののようですね。
その下最後には『すべて再生・シャッフル』の、お好みで使えるボタン。お好みでどうぞ。個人の表示にだけ反映されるから、メインのリストの並びには影響無いのではないでしょうか。
その下にやっと、自己紹介や、動画の説明文が出てきます。
スマホには『もっと見る』ボタンも出てくるので、押したら読めます。
※『すべて再生・シャッフル』をクリックしても、必ず全部見なくてはならないわけではありません。お好きなところで打ち切って良い機能です。あくまで、個人的なお勧めの詰め合わせ がミックスリストの使い方のようですから。
各個人のパソコン・スマホのユーチューブのリコメンド(お勧め)の中には、たいてい、ユーチューブ機器が勝手に作ってきたミックスリストも混ざってくることがあります。使い慣れない方は、それを開いていろいろいじってみたら慣れてきて安心できるのではないでしょうか。
ブログランキングのフォロワーさん三人と、お別れになりました。
このブログにたぶん求めていただいていたご期待などに、応えられなくて申し訳ありませんでした。
今まで読んでいただきありがとうございました。フィーリングが合い、生きる活力が湧く、発達障害特性の支えになる居場所が見つかるよう願っております。
お元気でね。
ラベル:夢、映画、雑談 お話『お花レモンちゃん』